【3分で完全理解】『シンプルに考える』を分かりやすく要約します。

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著者の【森川亮(あきら)】さんは、

今や誰しもが使っている通信アプリ『LINE』

を生み出した、LINE株式会社の代表取締役社長でした。

そんな森川さんが、大切にしていることは

『シンプルに考える』

ということです。

『シンプルに考える』というのは、

『本質を見誤らない』

と言い換えられるかもしれません。

さて、LINEというアプリが誕生したキッカケは、

東日本大震災】だった、ということはご存知でしょうか?

震災後、おそらく多くの方が、

自分の家族や親類、友達の安否が気になったでしょう。

そして、メールや電話、SNSなど、あるゆる手段で連絡を取ろうとしたに違いありません。

それをヒントに、

誰もが簡単に使いこなせる、便利なメッセージサービスを作ろうと決意したそうです。

それこそが、LINEというアプリのスタートだったのです。

そんな森川さんが、シンプルに考え抜いた上で、

経営に必要だと思うことが本書には書かれています。

その中から以下の3点に絞って要約していきます。

  1. ビジネスは「戦い」ではない
  2. 「ビジョン」はいらない
  3. 「イノベーション」は目指さない
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ビジネスは「戦い」ではない

この資本主義社会では、

同業他社に勝ち続けることによって、企業生き残っていきます。

しかし、著者は言います。

「ビジネスでは、戦いを避けることはできない。しかし、競争であり戦いではあるが、ビジネスの本質は戦うことではない」

ライバルより値下げし、

ライバルよりシェアを奪い、

ライバルより売上を上げる。

こういったことを追いかけるようになってしまうと、

「ライバルに勝つこと」だけが目標になってしまいます。

著者が1番大切にしていること、それは、

「シンプルに、ユーザーのことだけを考えること」

「ユーザーが本当に求めているものを生み出すことに集中すること」

です。

本来企業というのは、

「社会に価値を提供するために存在」しています。

だからこそ、顧客には納得感を持ってお金を払ってもらうことが大切です。

そういう意味で、

著者はライバルと戦うことや、お金を中心には考えてません。

「ユーザーを愛する気持ちや、自分が携わるサービスを愛する気持ち」

この気持ちで仕事に取り組み、社会に価値を提供し続ければ、

自然と利益はついてくるものです。

だからこそビジネスの本質は、

戦うことではない

ということなのです。

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「ビジョン」はいらない

会社経営をする上で、

「ビジョンを持つ」というのが必要不可欠のように取り扱われます。

しかし、著者はこう提言します。

「中期、長期のビジョンはいらない」

えっ、ビジョンがなくて経営が成り立つんですか?

と皆さん驚かされるようです。

しかし、そこには明確な理由があります。

「こんな変化の激しい時代に、分かりもしない未来のビジョンを掲げても意味がない」

例えば、フィーチャーフォン全盛期の時代に、

誰がスマホの登場を予想していたでしょうか。

スマホ1つあれば

仕事ができたり、動画を見たり、ゲームをしたり、様々ことができる。

こんな時代を誰が想像できていたでしょうか。

だからこそ、分かりもしない未来(ビジョン)を考えるのではなく、

「今この目の前のニーズに応えることに集中する」

ということなのです。

また、「ビジョンは持たない」に関連して、

従業員の「モチベーションはあげない」

ということを理念にしています。

本来、「モチベーションは人に上げてもらうものではなく、自分でやる気を出すもの」

であり、部下のモチベーションを上げるという作業は、全く生産性のないことです。

やる気があるかどうかは、社員一人一人の問題です。

プロとして、顧客やサービスのことを必死に考えるのは当たり前で、

「やる気がなく、優秀な人の足を引っ張るモチベーションのない人は、組織には必要ない」

と厳しい視点を持っているようです。

その企業体質が、LINEをここまで大きくしたのでしょう。

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「イノベーション」は目指さない

「画期的なことをしたい」

「今までなかったものを作りたい」

きっとそう思っているビジネスマンも多いのではないでしょうか。

著者は、その気持ちは深く同感する、と言います。

しかし、それは『自己満足』ではないか?

本質を見失っているのではないか?

と提言します。

イノベーションとは、狙って起こすものではなく、

「顧客のことを第一に考えた結果、自然に生まれるものだ」というのです。

ここでLINEの話になりますが、

そもそもインターネットビジネスの収益というのは、

企業からの広告収入が主たるものでした。

しかし、LINEは広告収入に頼らなかったのです。

例えば、LINEのバナーに広告を貼り付けたら、

広告が売れるのは重々承知していました。

しかし、LINEのコミュニケーションの場に広告を貼ってしまうと、

目障りであり、ユーザーの操作性に不便をもたらしてしまいます。

ユーザーのことを第一に考えた時に、広告を貼るという手段は考えられませんでした。

その代わりに、LINEではスタンプ機能に力を入れました。

ユーザーは自分の好きなスタンプしか使わないため、

目障りな広告を貼らなくても済みますし、

だからこそ、企業にとっても広告効果に繋がります。

その当時、この広告に頼らないモビジネスデルをシリコンバレーの人々に、

イノベーションである」と言われたそうです。

前述した通り、これは狙ったわけではなく、

あくまでユーザーにとっての価値を追求しただけでした。

また、「イノベーションを起こさない」ということは、

他社との「差別化を狙う」ということもしません。

差別化を狙い出すと、結局差別化することが目的になってしまい、

ビジネスの本質からズレていくのです。

それよりも、「ユーザーにとって必要な価値や質を深掘りしていく」

ことが、結果的に差別化に繋がるというのです。

LINEにおいても、

スマホのコミュニケーションにおいて最も重要な価値は何か

ということを深堀りした結果、

メッセージを送る」ということに、とことんフォーカスしました。

他社と差別化を狙ったわけではなく、

「ユーザーにとって価値あるものは何か」

ということを第一に考えたのでした。

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感想

ここまで読んでくださってありがとうございます。

シンプルに考える、いかかでしたか?

度々出てきたキーワードでしたが、

「ユーザーにとって価値あるものを提供することに集中する」

というのが、森川さんの伝えたかったことだと思います。

「シンプルに、本質だけを追い求める。収益や革新的なことは、あくまで結果論であり、副産物に過ぎない」

ということです。

僕たちが当たり前のように使っているLINEというアプリ。

それは、電子メールでのやり取りしかなかった、

当時のオンラインのコミュニケーションを、大きく革新させたものでした。

そのアプリを生み出した原動力は、【東日本大震災】をきっかけに

「いかにユーザーにとって価値あるものを提供できるか」

という執念のようなものだったのかもしれません。

「シンプルに考える」

それは、シンプルにユーザーのことだけを考える。

ということでした。

今回のテーマは、僕自身、本当に見習いたいと思いました。

あれこれ考えず、シンプルに、お客様第一を貫いていきます。

ありがとうございます。

つばさ

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