【3分で完全理解】『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』を要約します。

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あなたは、この世界は実力で成り立っていると思いますか?

それとも、運で成り立っていると思いますか?

正解は、「運でも実力でもない」です。

著書の【ふろむだ】さんは言います。

「この複雑な人生を生き抜くには、勘違いさせる力が必要だ」と。

その勘違いさせる力のことを、

【錯覚資産】

と言います。

あなたは、「人を肩書きや見た目で判断しない」と思っていることでしょう。

しかし、むしろそのように考えている人のほうが危険であるといいます。

どこかの会社の社長さんや、高級ブランドを身に付けている人、高学歴の人など

いざ実際に出会ってみると、

その人を凄い人だと認識してしまうものなのです。

どれだけ「肩書きや見た目で判断しない」と意識していても、無意識で凄いと思ってしまうのです。

それが、【錯覚資産】です。

今回は、そんな【錯覚資産】について書かれた本書、

【人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている】

を分かりやすく要約・解説します。

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用語の説明

まずは、本書で出てくる『思考の錯覚』の用語を記載します。

『錯覚資産』

・・・他人が自分に対して持つ、自分にとって都合のいい思考の錯覚のこと。認知バイアスによって引き起こされる。

『ハロー効果』

・・・一つのプラスの属性に引っ張られて、他の属性も値も底上げされてしまう現象。

『少数の法則』

・・・統計的には有意と言えないようなごく少数のサンプル数のデータから、そのデータが示す法則性が真実だと思い込んでしまうこと。

『運を実力だと錯覚する』

・・・うまくいったのはたまたま運が良かっただけなのに、それを自分の実力だと勘違いする思考。

『後知恵バイアス』

・・・物事が起きてから、自分はそれが起きることを予測していたと考える傾向。

『利用可能ヒューリスティック』

・・・「思い浮かびやすい」情報だけを使って答えを出す認知バイアスのこと。

『デフォルト値バイアス』

・・・取りうる選択肢の中で、過剰にデフォルト値を選んでしまう傾向。

『認知的不協和の理論』

・・・自分の中で矛盾や葛藤があるとき、無意識のうちにその矛盾を解消しようとする。現実を変えたり、困難な場合は認識や記憶の書き換えによって無意識で矛盾を解消する。

『感情ヒューリスティック』

・・・好きなものはメリットだらけでリスクがほとんどなく、嫌いなものにはメリットはほとんどなくリスクだらけだと思い込む認知バイアス。

『一貫して偏ったストーリーを真実だと思いこむ』

・・・一貫して偏った情報だけを与えられたほうが、魅力的で説得力があり正しいと感じる認知バイアス。

これらは、3つの脳の過剰性が引き起こしています。

【一貫性】

・・・過剰に一貫性を求める

【原因】

・・・過剰に原因を求める

【結論】

・・・過剰に結論を急ぐ

錯覚資産を生み出す脳の働き

人間の脳は、一貫性を求めてしまう傾向があります。

言い換えれば、人間は物語が好きなのです。

そしてこの物語は、全てにおいて筋が通っていなければなりません。

また、一貫性を求めるが故に、それを真実だと思いこみ、記憶を変えてしまうことがあります。

偶然起きた出来事にさえ、原因や法則を見つけて当てはめようとするのです。

例えサンプル数が少なくても、無理矢理結論を導き出してしまいます。

これが、思考の錯覚を生み出す脳の働きなのです。

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錯覚資産の効能

経営者や企業家、芸能人、有名人、YouTuberなど、

ある種地位が高い人の言うことは、正しいことを言っている、と思ってしまいがちです。

テレビのコメンテーターや学者が話すことを信じてしまうのも、ハロー効果などの認知バイアスの影響です。

厄介なのが、自分は騙されないと思っていても、無自覚に影響を受けてしまうことです。

影響を受けるだけならまだしも、

過去の記憶を書き換えたり、過去の認識を真逆に捉え直してしまうほどです。

ただし、この思考の錯覚なしでは、僕たちは生きていくことができなくなります。

それはなぜなのでしょうか。

例えば、あなたが買い物に行ったとします。

あなたが買う商品は、何らかの有名なメーカーのものばかりでしょう。

それは、CMで見たからかもしれません。

テレビで特集を組まれていたからかもしれません。

ブランド物を身に付けるのはまさにそれです。

このブランドの物は人気があり、身に付けているだけで社会的ステータスがある、と思われるからです。

「自分は高級だからじゃなく、デザインが良いから使っているんだ!」

と反論する方もいらっしゃるでしょうが、

あなたがその好きなデザインの物と出会えているのは、ブランドに知名度があるからです。

つまり、どれだけ良いものだったとしても、

そもそも知名度がなければ、知ることも出会うこともできないのです。

この錯覚資産をもとに、選択の判断を軽くしているといえるでしょう。

では、この錯覚資産にまみれた人生をどう生き抜いていけばいいのでしょうか?

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錯覚資産を味方につける方法

この世界で成功している人は、運をうまく活用しているといいます。

「たまたま自分が発信したことが多くの人に受け入れられた」

「たまたま優秀な人と一緒に仕事ができた」

「たまたま事業が時代に合ってうまくいった」

など、実はこの世界での成功は全て運なのですが、

これを自分の実力だと表現してしまうのです。

そして一度何らかの形で成功してしまえば、

「あの人はこういう事業で成功した。あの人が次やる事業もいいものに違いない」

と相手に錯覚してもらうことができるのです。

たまたま運で成功したのに、実力だと勘違いしてもらえる。

そうです。

あなたがやるべきことは、

運ゲーで運を制して、たまたまうまくいったものに力を入れることなのです。

そしてそれを自分の錯覚資産として大きくしていくこと。

そのためには、まず試行回数を増やすのです。

ギャンブルと同様です。

試行回数をひたすら増やして、一度ヒットするまで待つのです。

錯覚資産の影響力を増幅するには

錯覚資産は、

「ハロー効果×思い浮かびやすさ×思い浮かべる人の数」

で影響力が変わるといいます。

つまり、実力やスキルだけ伸ばしてもダメで、

「どうしたら自分を思い浮かべてもらえるか、誰に、どれくらいの数の人に自分を思い浮かべてもらえるか」

という自分への認知を高めることをしていかなければなりません。

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最後に

錯覚資産は卑怯な武器でしょうか?

そんな卑怯なやり方では勝ちたくないでしょうか?

その気持ち、とてもよく分かります。

しかし、現実は残酷です。

一度優秀だとレッテルを貼られた人は、環境にも恵まれ、どんどん成長していく。

一度優秀でないとレッテルを貼られた人は、どれだけ実力があったとしても、環境すら与えてもらえない。

つまり、成長のチャンスを摘まれてしまいます。

これが、現実なのです。

人間は、錯覚資産に酔って、正常な判断ができなくなっています。

酔ったまま生まれ、酔ったまま育ち、酔ったまま恋をし、酔ったまま子をなし、酔ったまま育て、酔ったまま死んでいく。

シラフに戻ることはありません。

あなたの周囲は、世界が錯覚でできていることを知らぬまま生きる人間の群れで満たされています。

だから、あなたは孤独になります。

狂人ばかりのこの世界で、錯覚資産の存在を知ったあなたは、限りなくマイノリティです。

それでも、この孤独に負けず、

錯覚資産に騙されることなく、

錯覚資産を自分の味方につけて、

この世界を生き抜いてください。

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感想

ここまで読んでくださってありがとうございます。

【人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている】

いかがでしたか?

【錯覚資産】という、聞いたことのない不思議な言葉ですが、

「確かに、なるほど!」

と唸ることが多かったです。

錯覚資産は、世間で言われるところの「ブランド」「ハッタリ」と言われるものと近いかもしれません。

ですが、ハッタリは嘘の成分が多く含まれており、ブランドは間違いなく高品質なものが約束されています。

この微妙な感覚がとても難しいのですが・・・(笑)

いずれにしても間違いなく断言できることは、

「錯覚資産を使いこなすことができれば、この世界を有利に生きることができる」

ということです。

そのためにも、試行回数をひたすら増やして、

小さな成功のとっかかりを見つけてみてください。

そして少しでもそれを手に入れることができれば、

その錯覚資産を増大させるように意識してみてください。

本書は何回でも読み直す価値のある本なので、

ぜひ手に取って読んでみてくださいね。

ありがとうございます。

つばさ

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