【3分で完全理解】『ミニマル思考』を分かりやすく要約します。

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ミニマル思考という言葉を聞いたことはありますか?

近年、『ミニマリスト』という人達が注目されてきましたが、

不必要なモノは持たないという原理は同じで、

「シンプルに、最小限に、本質を突いた考え方」

これこそが、ミニマル思考です。

複雑に様々なことを考えているわけではなく、

「何が本来の目的なのか、何が本当の問題なのか」という、

問題をスッキリ解決することに焦点を置いている思考法で、

ロジカルシンキングにも繋がっていきます。

一方、ほとんどの人が、

「どうでもいいこと、考えても仕方ないこと(ガラクタ)」

で頭の中が散らかっています。

これをジャンク思考といいます。

自分には全く関係ないことで

怒ったり、不満を抱いたり、本末転倒なことをしたりと、

何かを解決しようとしたら、逆に収集がつかなくなる思考法です。

今回は、問題解決するためのルールが書かれた、

本書『ミニマル思考』について

以下の3点に絞って要約・解説していきます。

  1. 実害がないことで騒がない
  2. 変えられないものを変えようとしない
  3. もっとクールな手はないか
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実害がないことで騒がない

不毛な議論を避けるために大切なことがあります。

それは、どう解決するか、という以前に

「何を解決するか」という本質を考えることです。

これを、「問題提起」といいます。

この頃、幾度となく有名人の不倫が取り沙汰されており、

「不倫は許せない!」

と憤る方が多いように感じます。

しかし、本来、不倫で怒るべきなのは、

家族、番組、スポンサーさんなど、

有名人の不倫によって、実際に被害を受けた方々です。

もちろん、井戸端会議で有名人の不倫を楽しむ分には構わないのですが、

あたかも自分が被害を受けているかのように考えてしまう人もいます。

それが本当に自分に迷惑が降りかかることなのか、

本当に自分の問題なのかを見極めるようにして、

筋違いの問題意識である頭を整理せねばなりません。

そのために必要なミニマル思考の考え方として、

『気分ではなく事実で語る』ようにしよう、と著者はいいます。

例えば、夫の浪費癖を見かねて、

夫のことが嫌い、ムカつくという感情になっているとします。

しかし、不愉快、ムカつく、嫌いなど、気分を表現するだけだと、

問題は何一つ解決していきません。

「夫のお金遣いが荒いのがムカつく」 → 「毎月30万円の収入に対して、28万円出費している」

「貯金できる金額が少ないため、出費を減らすためにはどうしたらいいか」

「そもそも、貯金しようとしている理由は何か」

など、きちんと事実ベースで思考し、話をすることが大切です。

こうしないと、自分の思い込みや偏見で喋ってしまっているかもしれないからです。

また、日常生活で問題提起する必要があるかないかを判断する際、

「命かお金に関わるものであるかどうか」

ということを、判断材料にすることが挙げられます。

人が解決しなければならない問題は、ほとんどの場合、

命かお金に関わることで

逆にそれ以外は、許せることのほうが多いです。

例えば、自分のボールペンを勝手に使われたり、

僕の好きな唐揚げを食べられたりしたとしても、

それくらいなら、ちょっと笑って許せるものです。(いや、唐揚げだけは許せないかも。笑)

でも、勝手にお金を盗られたり、突然ナイフで刺されたり、

お金や命に関わることは許せることではありません。

身の回りに起きる出来事に対して、

何でもかんでも問題意識を持つことはせず、

「自分のお金や命に関わることだけを問題意識として持っておく」

そしてその予防策や解決策を考えておく、

ということが、ミニマル思考です。

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変えられないものを変えようとしない

何か問題が起こった際、解決する作業に移るのですが、

その前にしなければならないことは原因分析です。

『原因分析』とは、「なぜその問題が起きたか」を考えることです。

しかし、「なぜ?」と疑問を持つのはいいのですが、

正しい思考で疑問を持たないと、泥沼にハマってしまうことがあります。

そうならないために必要なのが、

「心掛けより仕組み」を整えることです。

例えば、

机の上が散らばっているとします。

「片付けなさい!物の乱れは心の乱れだ!」

と言われることもありますが、実際はそうではありません。

心が乱れているからではなく、物の置き場所が決まってないだけなのです。

絶対にしてはいけない犯罪行為と分かっているにも関わらず、

経理担当が横領してしまいます。

それは、その人の心に慢心があったからではなく、

組織として横領を防ぐためのダブルチェックする仕組みができてないだけです。

『原因分析』をする際、

人の心のせいにすると問題はいつまでも解決しません。

誰かを怒ったり、叱ったりしても何も変わりません。

きちんと目に見える仕組みづくりをすること。

過去がどうであれ、今この目の前にある仕組みを改善することに注力することです。

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もっとクールな手はないか

問題に対して原因分析をし、解決策を考えます。

その時に、考えの中心に置くべきことは、

「もっとクールな手はないか」と思考することです。

「クールな手」とは、

「より効果が大きく、確実で、コストも少なく済む解決策のことです。

ここで注意しておくことがあります。

それは、「禁止令、罰則」は最終手段にしなければならないことです。

何でも禁止するのは最も手っ取り早い解決策ですが、

規則を破る人を監視したり、罰を与えたり、ということを一度始めてしまうと、

止められなくなってしまいます。

そのための労力、コストは計り知れないもので、

次第に、取り締まることが目的になってしまうでしょう。

罰則で人の心を管理するのではなく、

良い人も悪い人も、誰もが等しく引っかかってしまう『仕組みの問題

を見つけて、解決することに専念しましょう。

この際、本末転倒にならないことを注意してください。

例えば、観光地のお土産屋さんで、お土産も買わずに無断駐車する人がいるとします。

店主は怒り心頭になり、

張り紙をしたり、防犯カメラや駐車ゲートを設置したりして、

なんとか無断駐車をやめさせることに成功しました。

しかし、お店は閑古鳥が鳴いていて、お客さんは全く来なくなりました。

さぁ、ここで本当に解決しなければいけなかったことは、

「無断駐車をやめさせること」だったのでしょうか。

店主が本当に考えなければならなかったのは、

無断駐車を取り締まることではなく、

車を止めたお客さんに、お土産を買ってもらえるようにすること」

だったのではないでしょうか。

そのために陳列を考え、接客を良くすることが、本質だったのです。

問題の本質を忘れ、いつの間にか取締りが目的になってしまった結果でした。

この例のように、本末転倒にならず、

「そもそも何が目的だっけ?」

と基本に立ち返るようにしましょう。

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感想

ここまで読んでくださってありがとうございます。

『ミニマル思考』というのは、

問題提起 → 原因分析 → 解決策

シンプルに、本質を見落とさず考える思考法でした。

僕たちの生きる時間は有限です。

自分には関係のない問題で頭を悩まし、時間を浪費する必要はありません。

「自分が本当に解決しなればならない問題」

「自分が解決する価値のある問題」

を思考の中心において、

クールな手を考えていきたものです。

ありがとうございます。

つばさ

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