【3分で完全理解】『今日から使える行動心理学』を分かりやすく要約します。

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あなたは、【行動心理学】というものをご存知でしょうか?

心理学にはたくさんの分野がありますが、

行動心理学は、誰かの行動や発言の裏にある隠された心理を明らかにする学問です。

多くの方が『心理学』という名前を聞いて、

一番最初に思い浮かべるのが、この【行動心理学】といえるでしょう。

本書では、

「仕事や恋愛で使えるテクニック」をはじめ、

「相手の行動に隠された本音」

「メディアや企業に流される消費者行動」など、

たくさんの紹介事例があります。

この【行動心理学】を知れば世界の見え方が変わるかもしれません。

そんな行動心理学について描かれた本書、

【今日から使える行動心理学】

分かりやすく要約・解説していきます。

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行動に表れる本音

触れればなぜか気持ちが落ち着く

嘘をついているときや不安があるとき、

自分で自分を落ち着かせようと、

顔や髪、手を触るなど、無意識に自分の体に触れてしまいます。

これを、「自己親密行動(自己タッチ)」といいます。

また、手の位置で相手の心の開き具合が分かります。

手が相手の見えるところにあると心を許していて、

逆に隠れていると心の動揺を隠している合図です。

目線が右上か左上かで考えていることが違う

何かを考える時に、

「ん〜」と宙を見つめることがあります。

その見つめる方向で、相手がどのような思考方法をしているか判断することができます。

右上を向く人は、「論理的で言語や数字的な思考」をしています。

数字や文章の組み立てなど、分析的・論理的なことを考えています。

今後起こりうる光景を想像していることもあります。

左上を向く人は、「直感的なことや空間的長い芸術的な思考」をしています。

地図を思い浮かべるなど、空間を把握しようとしています。

過去の体験や光景を思い出していることもあります。

納得していなくても「なるほど」と言う

無意識の口癖からその人の性格や心理状態が分かります。

「なるほど」 → 聞くよりも話したいタイプ

「だから」 → 自己主張が強いタイプ

「そうですね」→ リーダータイプ

「一応」 → 妥協・控えめタイプ

「別に」 → 不満があっても言えないタイプ

「◯◯的」 → 断定したくない優柔不断タイプ

「ふつう」 → 自信がないタイプ

「要は」 → 仕切りたがりタイプ

髪に触るのは甘えん坊の証拠

自分の髪を触るのは、

幼い頃に頭を撫でてもらったことを無意識で覚えており、

「心配事や不安があるときに無意識の癖」となって表れています。

また、人がストレス解消やタバコを吸うのは、

「母親の乳房を口にすることで安心していた行為の代わり」と言われています。

口元が寂しい方は、母親に甘えたりなかったのかもしれません。

バッグに詰め込む中身の量は不安の量

荷物の多さは、

「その人の感じているストレスや不安の量」に比例しています。

また、使うバッグには性格が反映されます。

「トートバッグ」 → 大らか

「リュック」 → 行動力がある

「クラッチバッグ」 → 決断力がある

「アタッシュケース」 → かたくな

笑顔をつくるだけで心も楽しくなる

人は楽しいときに笑顔になり、悲しいときに涙を流します。

しかし、逆バージョンが成り立つこともあるのです。

つまり、笑うから楽しくなり、泣くから悲しくなる、ということです。

表情をつくることで、それにふさわしい感情が生まれることもあるのです。

「辛いときほど笑え」というのは、この原理に当てはまっています。

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仕事で役立つ!

初対面では「見た目」に気を配ろう

人が相手のイメージを固めていくとき、

第一印象のインパクトが後々まで影響します。

これを、「初頭効果」といいます。

初対面の人と会う時に気をつけることは、以下の2つです。

「身だしなみを整え、ハキハキ、明るく笑顔で話すこと」

「自分のアピールポイントは、必ず先に伝えること」

相手と良い関係を築けるかどうかは最初の印象で決まってしまうことが多いため、

充分気をつけてくださいね。

指導しているのに熱意を感じてくれない

部下のやる気を引き出すには、

上司が部下を信頼し、「期待しているよ」と声をかける外発的動機づけが大切です。

上司が自分に期待しているとわかれば、

部下はその期待に応えようと努力して成果を出すようになります。

これを、「ピグマリオン効果」といいます。

アサーションは意見を伝える高度なワザ

職場において、基本的に部下は上司に逆らえません。

反論する勇気も必要ですし、居場所を失ったりする危険性もはらんでいます。

しかし、いくら逆らえないとはいえ、何にでも「イエス」と言えない場面に遭遇することもあるでしょう。

そんなときに使える技は、

「アサーション」です。

アサーションとは、

「相手の意見をまず認めた上で、自分の意見を述べる」方法です。

誰だって、自分の意見や考えを真っ向から否定されると不快に感じるものです。

だからこそ、

「あなたの言っていることはよく理解できました。しかし、私はこう考えています。(このような反対意見もあるのではないでしょうか?)」

など、相手の意見を認めた上で自分の意見を述べるアサーションを使えば、

自分の意見を聞き入れてもらいやすくなります。

自己主張が苦手な人、自分の言いたいことがなかなか伝えられない人は、

ぜひこの「アサーション」を試してみてください。

お願い事は、段階を踏んで依頼する

頼み事をするときに、断れないようにうまく話を持っていくテクニックがあります。

「フット・イン・ザ・ドア」

「ドア・イン・ザ・フェイス」

の2つです。

「フット・イン・ザ・ドア」は、

はじめに小さな依頼をしてオッケーが出たら、次に大きな依頼をすることです。

これは、一度は受け入れたのに、二度目を断るのは不親切だと思う心理をついています。

「ドア・イン・ザ・フェイス」は、

はじめに難しそうな大きな依頼をし、断られたら、本来のお願いである小さな依頼をすることです。

これは、一度断っているという、罪悪感を補おうとする心理を利用しています。

また、お願いをするときに、

「ダブルバインド」

という方法があります。

例えば、異性を食事に誘うときに、

「食事に行きませんか?」と誘うのではなく、

「お寿司かイタリアンのどちらかご一緒しませんか?」と誘うと、

相手はどちらかを選択しなければならないため、オッケーをもらいやすくなります。

これらの手法は、セールスや勧誘でよく使われるので、

つけ込まれないように対処するようにしましょう。

購入するのは最初から最後に見たもの

ショッピングのとき、たくさんの商品を手に取ってみても、

ほとんどの人が最初か最後に見た商品を選びます。

最初に見たものを「初頭効果」

最後に見たものを「終末効果」

といいます。

これは人の印象にも大きな影響を与えます。

人の視線は左から右側に移動するので、

合コンなどでは最も右の位置にいれば、相手の目に映りやすくなります。

これに似た効果で、

「ジャム理論」「真ん中効果」というものがあります。

「ジャム理論」 → 人に多くの選択肢を与えすぎると、購入率そのものが下がってしまうことです。

「真ん中効果」 → 比較対象が少ない場合、真ん中を選びやすくなることです。値段で比較するときも、いちばん安いものよりも、中間の値段のものが選ばれやすいという効果があります。

「◯◯なあなた」と呼びかける広告

CMや広告などで、

「ダイエット中のあなた」

「お肌が気になるあなた」

など、ピンポイントに訴えかけられると耳についてしまいます。

これを、「カクテルパーティ効果」といいます。

その他、

「本物志向の人へ」

「上級者向け」

など、優越感や特別感がある商品をすすめられると、

プライドがくすぐられて購入してしまうことも多いようです。

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恋をゲット!?

好きな人には目力でアプローチ

通常、誰かと接するときに視線を送るのは3秒ほどと言われています。

それ以上長く目を合わせて視線を送るのは、

好意や敵意など、

何らかの意図があるときです。

ドキドキは恋心と勘違いしやすい

「吊り橋効果」というものがあります。

スリルからドキドキしたと感じたものを、恋愛のドキドキと勘違いしてしまうのです。

それと同様に、

スポーツで動悸が速くなったり、

恐怖体験をして心拍数が上がったりするのも、

恋愛のドキドキと勘違いする効果があります。

タイミングを合わせて相手のしぐさのマネをする

人は自分と同じ反応をしたり、考え方に共感してくれる相手に好意を持ちます。

「ボディ・シンクロニー」「ミラーリング効果」

ともいいますが、

相手が水を飲めば同じように飲んだり、

頭を触れば同じように触るなど、

行動を真似することです。

また会話では、

相手の発言を受けて、たまたま自分も同じものが好きだったと発言すれば、

運命を感じることもあるようです。

これを、「シンクロニシティ」といいます。

相手にとって意外な一面をほめる

「周りからは見えているが、本人は気付いていない長所」をほめると、

「自分の意外な一面に気付かされた」

と、一目置かれるようになります。

また、「活動的だけど、繊細な人」という風に二面性を指摘されると、

「あの人は自分のことを分かってくれている」

と尊敬の念を抱かれます。

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行動から見た世の中

する側もされる側も依存しているDV

独占欲が強く、相手を失うことへの恐怖や猜疑心が起こり、

相手を引き留める手段として暴力行為に走ります。

DVをする相手から逃れられないのは、「共依存」の関係だからです。

暴力を振るわれた後、相手は謝罪し深く反省した素振りを見せるので、

「自分がそんな相手を支えてあげなければ」

と考え、そこに自分の価値を見出してしまいます。

DVから逃れるためには、この「共依存」の関係を断ち切るのです。

つまり、暴力を振われた瞬間に、その人から距離を置く以外に方法はありません。

また、「しつけ」と称して子どもに虐待する親も同様です。

自分の行為を正当化しようとしているだけで、しつけの範囲を超えてしまっています。

集団になるとエスカレートするいじめ

人は欲求不満に陥ったり、緊張や葛藤が高まると攻撃行動をとります。

その際、ひとりではできないことでも、集団になるとタガが剥がれやすくなります。

それを「集団圧力」といい、

集団と違う行動をするのを恐れ、いじめに加わってしまうのです。

人数が増えるほど能率が下がる

集団が大きくなればなるほど、

「自分ひとりくらい手を抜いても大丈夫」

と、責任感の低下が起こります。

赤信号だったとしても、誰かが渡れば渡ってしまうのと同様に、

集団では危険な選択をしてしまうこともあります。

また仕事をする際、集団での作業効率は、

計算上の成果よりも少なくなることが分かっています。

「三人寄れば文殊の知恵」とはならないのです。

つらいときほど結婚したくなる

人は、命の危機を感じるような体験をすると、大切な人の存在に気付かされます。

安心できる誰かと一緒にいることで、

「少しでも不安や恐怖心を和らげたい」

「支え合いたい」

と思うのです。

これは、阪神淡路大震災や東日本大震災の後、結婚を決意した人が急増したという例があります。

この記事を書いている現在、新型コロナウイルスが猛威をふるっています。

この未曾有のウイルスが収束した後、結婚する方が一気に増えるのではないでしょうか。

テレビで紹介されたものが翌日売り切れる

特に健康に関わる商品で、

「テレビで放送された次の日に売り切れてしまう」

ということがよくあります。

これは、マスコミの流す情報に人が踊らされた結果と言えます。

マスコミが事前に選択した情報を提供してくれるため、

自分で検証したり選んだりする面倒がないからです。

メディアリテラシーの低い人が、

情報を鵜呑みにし、こうした結果を招く傾向が多いようです。

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感想

ここまで読んでくださってありがとうございます。

【今日から使える行動心理学】

いかがでしたか?

「普段自分や相手が何気なく癖になっている行動」や、

「企業の消費者に対する商品の営業や訴求の仕方」など、

おもしろいと感じるモノがたくさんありました。

なかなか日常生活で全てを意識することはできませんが、

「人と初めて相対するとき」

「商品を選ぼうとするとき」など、

ここぞという場面では肝に命じておきたいものです。

特に僕が伝えたいのは、

「今回学んだ事柄を頭に入れて、簡単に騙されないようにする」ことです。

企業は必死で僕たち消費者にアピールしてきますし、

卑劣なやり方で貶める人も世の中にはたくさんいます。

そんな相手から自分を守り、被害に遭わないようにすること。

そして、自分の知識や知恵は相手のためになるように行使すること。

この記事を読み進めてくださったあなたには、

勝手ながらそのような人になってほしいと思いました。

同じく僕も、そのようになりたいと思っています。

行動心理学について興味を持ったあなたは、

ぜひ行動心理学に関する本を手にとってみてくださいね。

ありがとうございます。

つばさ

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