【3分で完全理解】『発達障害〜特性&個性発見ガイド〜』を分かりやすく要約します。

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あなたは、【発達障害】をご存知でしょうか?

一見すると、普通に日常生活を送っているように見えますが、

「対人関係に問題を抱えていたり、落ち着きがなかったり、仕事や家事をうまく行うことができない」

といった特徴があります。

これは、生まれながらにして脳機能に障害を持っていることが原因です。

昔も今も、この脳機能の障害を持つ人の割合は変わらないのですが、

【発達障害】が一般的に認知され始めたのは、

僕の体感的に2010年頃だと思います。

小学校、中学校時代を思い返すと、

「椅子にじっと座っていられない子」

「読み書き計算がうまくできない子」

「1日中ぼーっとしている子」

がクラスに一人はいたように思います。

それを見た親や先生が、

「この子は努力が足りない!怠けているだけだ!」

と言って、体罰をしたり叱りつけていたような記憶のある人が多いのではないでしょうか?

しかし、このような特徴を持った子どもは、決して怠けているのではなく、

「実は脳に障害を持っていて、しようと思ってもできなかっただけ」であり、

そのせいで、

「自己肯定感が低く、大人になった今でも当時の記憶が心に大きな傷を残している」としたら・・・。

「当時の無知な大人の対応が、障害を持った一人の人間の人生を貶めている」としたら・・・。

そう思うと、ゾッとしてしまいます。

近年は、【発達障害】が取り上げられることが多くなり、

幼児期の間に診断を受ける子どもが多くなっているようです。

そして、大人になった現在、改めて自分が発達障害であるかどうかを診断してもらう人もかなり増えているようです。

そんな発達障害について書かれた本書、

【発達障害〜特性&個性〜発見ガイド】

を分かりやすく要約・解説します。

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発達障害の種類

発達障害の中でも患者数が多く、近年よく知られるようになったものがあります。

それは、ADHD、ASD、場合によってはLDのことです。

「注意欠陥多動性障害(ADHD)」

「自閉症スペクトラム障害(ASD)」

「学習障害(LD)」

そのほか、

「知的障害」

「コミュニケーション障害」

「運動障害」

などがあります。

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ADHDの特性

注意力をコントロールすることが難しく、気が散りやすい反面、一つのことに集中しすぎて他のことに注意が向けられなくなることがあります。

1.注意欠如

ケアレスミスを日常的に繰り返します。

本人もミスが多いことは自覚して、ミスをしないように気をつけていることも多いのですが、忘れないようにメモした紙を無くしたり、自筆のメモを理解できないこともあります。

2.衝動性

計画性に乏しく、その時その場の思い付きで行動してしまいます。

低年齢・学齢期には、飛び出しによる事故や怪我、暴言や暴力、万引き行為などを起こしてしまうこともあります。

成人してからは、浪費や奔放な異性交遊などがあります。

3.多動性

落ち着いて、じっとしていることができません。

学童期の場合、授業中でもじっと座っていられなく、激しく動き回ることが多いです。

行列や順番を待つこと、人の話を聞けないなどの行動も見られます。

その他の特徴

「時間を守れない」

「整理整頓ができない」

「朝起きることが苦手で、日中ぼーっとしている」

「同時にいくつものことを並行してできない」

「何か視界に入ったり、音を聞くと注意がそれやすい」

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ASDの特性

人の表情や場の雰囲気を察することが苦手です。

本人には悪気がなくても、相手を驚かせたり傷付けてしまうことがあります。

1.言葉の裏を読めない

人の言ったことをそのまま受け取り、そこに含まれた意図を読むことができません。

社交辞令や皮肉、比喩、冗談が通じないため、コミュニケーションが円滑にできないことも多いです。

2.こだわりが異常に強い

こだわりが非常に強いです。

こだわりの対象は人それぞれ異なりますが、いつも同じ服を着ていたり、いつも同じものを食べることにこだわる人もいます。

3.変化に弱い

臨機応変に対応することが苦手です。

急な予定の変更や、環境の変化を極度に嫌い、想定外のことが起きるとパニックになったり怒り出してしまいます。

その他の特徴

「一人を好み群れをなさない」

「鈍感そうに見えるが、実は傷付きやすくショックを長く心に残す」

「感覚過敏・感覚鈍磨」

「気分の変化が激しい」

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発達障害による二次障害

「うつ病」

・・・抑うつ、意欲低下、疲れやすさなど

「不安障害」

・・・不安感、恐怖感など

「睡眠障害」

・・・不眠、過眠など

「依存(嗜癖障害)」

・・・物質依存、行為依存、人への依存など

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発達障害かどうかはそれほど問題ではない

近年、「自分が発達障害かどうか調べてほしい」

と診断を積極的に受ける人が増えているようです。

自分の日常がうまくいってない理由を、発達障害に求めるという心情もあるのでしょう。

もちろん、それによって発達障害と診断される人もいれば、発達障害ではないと診断される人もいます。

しかし、発達障害の特性のあらわれ方は、非常に個別的です。

同じ発達障害の診断をされても、

「ある特性は強くあらわれているが、ほかの特性はそうでもない」

ということはよくあることです。

そして、発達障害と診断されていない普通の人でも、そのほとんどが、

ADHDっぽい側面や、ASDっぽい側面を持っています。

つまり、「発達障害という病名にこだわりすぎないほうがよい」ということです。

普通に働いている社会の多くの人でも、

なにかとミスやトラブルに見舞われているし、それぞれ悩みも抱えています。

自己嫌悪に陥り、不安を持ちながら生きています。

大切なことは、

「発達障害というものがあるということを知っておくこと」

そして、

「周りの人が協力して環境を整えてあげること」です。

そうした環境を整えることは、発達障害の人にとっても、発達障害でない人にとっても、生活しやすい環境であるはずです。

仕事でも家事でも、その人の能力に依存することなく、問題なく行動できるような仕組み作りをしていくこと。

それを、社会全体で認識し、共有していく必要がありそうです。

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感想

ここまで読んでくださってありがとうございます。

今回の記事では、発達障害の中でも特に割合の多い、

「注意欠陥多動性障害(ADHD)」

「自閉症スペクトラム障害(ASD)」

の2つについて解説しました。

内容としては、いたって基礎的なところを紹介しています。

発達障害の人の割合は、

「5%〜10%」

と言われています。

学校のクラスで言うと、

「1クラスあたり2〜3人」

は発達障害の可能性があるということです。

同じく、この社会で働いている多くの人が発達障害を持ちながら生きているということです。

だからこそ、最後のところでも説明しましたが、

「発達障害とはどのようなもので、どんな特徴があるのか」

を知っておくことは、とても大切なことです。

なぜなら、あなたの周りにいる人の中には、必ず発達障害の人がいるからです。

しかし、発達障害は決して悪いモノではありません。

こだわりが強い発達障害の人が、その道を極めてプロになることも大いにあり得るからです。

その人の特性をうまく生かし、補い合うことができれば、

より豊かな社会を目指すことができます。

本来組織や集団というのは、人の長所を生かし、短所を補うところからスタートしたはずです。

人類も、そうやってここまで生き延びてきたのです。

この【発達障害】という特性を理解することを機に、

みんなが支え合っていけるような、素敵な社会づくりを考えるキッカケになればいいなと思います。

ありがとうございます。

つばさ

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