【3分で完全理解】『アドラー心理学7つの知恵』を分かりやすく要約します。

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【嫌われる勇気】が刊行されてから、

アドラー心理学は日本で一躍有名になりました。

アドラーは、フロイトユングという心理学の二大巨頭とは一線を画し、

人の過去ではなく、「未来」にアプローチした心理学者です。

その中で特徴的な教えは、

「勇気づけ」ではないでしょうか。

この「勇気」という概念は、

意思や信念といった言葉に言い換えられるかもしれません。

なかなか理解し辛い概念ですが、

本書の内容を読み進めれば、勇気づけの理解にまた一歩近づくことができます。

そんなアドラー心理学の勇気づけについて書かれた本書

【アドラー心理学の7つの知恵】を分かりやすく要約・解説していきます。

理解がさらに深まりますので、アドラー心理学のその他の本の要約を読んでくださいね。

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『アドラー心理学7つの知恵』の要約

「オセロ・ゲーム」の生活

あなたはオセロ・ゲームをご存知でしょうか?

白と黒の駒で、盤上どちらかが多くなるかを競うゲームです。

このゲームの特徴は、白と白で黒(黒と黒で白)を挟むと、色が入れ替わるところです。

そんな「オセロ・ゲーム」を日常生活に取り入れよう、ということです。

生きていれば、良いこと(白)悪いこと(黒)もたくさん起こります。

しかし、1日のうちの朝と夜を白のオセロ(良いこと)で挟んでしまおう

そうすれば、毎日がとても良いものになる、という教えなのです。

朝起きたら、家族に「おはよう」と気持ちよく挨拶する。

そして、「今日も良い1日にするぞ!」

と自分自身に語りかける。

会社に行けば、「おはようございます!」と元気よく挨拶してから業務を始めます。

仕事が終われば、

「今日も1日ありがとうございました!」

と職場でお礼を言い、

今日1日を感謝しながら眠りにつく。

こうして、1日の始めと終わりに白のオセロを置き、全てをひっくり返してしまいましょう。

「老病死」の主人公になる

「老病死の主人公になる」とは、「今、ここで、自分」になりきるということです。

過去でも未来でもなく、今、ここの自分です。

今、30代以上の女性の中で、老いることを極端に恐れている方が多くいるようです。

若く見られることこそが至上主義であり、内面から滲み出る人生の深さのようなものは一切関係ありません。

マスコミもそれを煽るかのように、いかに年齢よりも若く見えるか、ということに全ての注目をします。

人は、どんなにもがいても、「老病死」から逃れることはできません。

それらを受け入れるしかありません。

人生の大きな流れの中で、変えられないもの、逃れられないものを受け入れる平静な心を持ちましょう。

そして、その中でも自主的に変えられる部分があれば、変える勇気を持って対処する。

それが、自分を軸に生きることなのです。

あなたをつくったのはあなた、あなたを変えるのもあなた

あなたの人生は、何を隠そう、全てあなた自身がつくりあげてきたものです。

確かにある時期までは、親や身近な大人から影響を受けていたでしょう。

それでも、最終的に選択してきたのはあなた自身です。

親に言われてしぶしぶこの会社に入った。

この結婚は自分が本当に望んでしたものではなかった。

それでも、選んだのは自分自身です。

「自分の人生は自分で決める」と強く決意し、責任を持ち、自分の人生を、自分を主人公にして生きていきましょう。

怒りの構造

親が子どもを叱りつけている時、急に電話が鳴ったとしましょう。

「はい、もしもし〜」と声色を変えて、今まで怒っていたのが嘘かのように対応することができます。

つまり、怒りは自分でコントロールできるものなのです。

そんな怒りは、「なんらかの意図と目的によって作られる感情である」といいます

支配・・・親子、上司・部下、教師・生徒などの関係。

主導権争いで優位に立つこと・・・夫婦間、同僚間、友人間などの関係。

権利擁護・・・プライバシーを覗かれる、人権を脅かされるなどの場面。

正義感の発揮・・・ルールを守らない人に対する怒りなど。

大きくこの4つが代表的な怒りの目的です。

これらを知っておくだけでも、

「自分は何に対して怒りを感じているのか」

「この怒りを使って他人を(自分を)どうしたいのか」

ということを冷静に考えることができます。

プラス一言の効用

自分を落ち込ませたり、沈んだ気分にさせているもの。

それは、起きた出来事だけではなく、自分が無意識で自分に掛けている言葉の影響が大きいです。

これを、「セルフ・トーク」といいます。

例えば、何か失敗してしまった時に、

「うわー、最悪や」

と言ってしまうのは、マイナスの言葉かけです。

このセルフ・トークは、ポジティブなものであることが良いのは間違いないのですが、それがなかなか難しいものです。

そんな時、「プラス一言」を付け加えてみましょう。

「うわー、最悪や。でも、まだ挽回できるから大丈夫!

など、自分がマイナスな言葉を使ってしまったとしても、

プラスな言葉を追加することによって、良い印象で終わることができます。

注意が必要な「なぜ?」の質問

「なぜ?」という質問は、使い方によっては人の勇気をくじく言葉になってしまいます。

「なぜ?」「どうして?」という質問は、

相手の行動や考えを非難するようなものに取られかねません。

なぜを追求していったとしても、最終的には

「すみません、申し訳ありません」

しか出てこないことがほとんどです。

では、「なぜ?」ではなく、どのように質問すればいいでしょうか。

それは、「なぜ?」の代替として、

「どうやって」「どうすれば」という未来に向けた質問をすることです。

ミスをしてしまった、では、「どうすれば」ミスしないように対策できるか。

「どのように」これから対応していけばいいか。

このように、未来にフォーカスするのです。

「なぜ(Why)」の代わりに、

「どうやって(How)」

「なんのために(What for)」

という質問をすることを心がけてください。

特に、立場が上の人から下の人に説かなければいけない場合、

より注意して未来に向けた言葉かけを意識してみてください。

これは、アドラー心理学で大切な概念である、

「原因論」から「目的論」への大きな転換のポイントです。

(詳しくは、【嫌われる勇気】の要約をお読みください)

「ほめる」と「勇気づける」の違い

巷では「叱らず、ほめる」子育ての仕方をウリにした子育て本も多くあります。

しかし、叱らずほめる育て方を参考にして、

子どもが公共の場で騒いでも注意しない親が増えているようです。

「ほめる」とは、相手が成功した時、うまくいった時に使う言葉です。

一方、「勇気づけ」とは、相手に「共感」する態度のことなので、

相手が成功しても失敗しても、どちらにでも使えます。

つまり、通常「ほめる」には「叱る」がセットでついてくるのですが、

「勇気づけ」はその人をありのままに見るので、

「ほめる」も「叱る」も必要ありません。

誰と比べることなく、評価するでもなく、

相手の成長を願って未来に向けてアプローチするのが、「勇気づけ」なのです。

経験年数が増えてきたベテランさんにありがちなのですが、

仕事ができない新人さんを見て、

「こんなこともできないのか」とため息をつくような方がいます。

しかし、そんなあなたも一番はじめのスタート地点では、何もできなかったのです。

それを周囲に支えられ、1つずつクリアしてきたからこそ、今のあなたがいます。

子どもも同じで、体験することは全てはじめてのことばかりなのです。

自分の目線を、もっともっと低くすることができれば、

人に対して寛容になることができ、丁寧にアドバイスすることもできます。

日本には、「ダメ出し」という文化があります。

「ご指導ご鞭撻の程〜」

というのは、「鞭で打って罰して、戒めてください」

という意味なのです。

このように日本人は、

「遠慮なくダメ出ししてください」という自らお願いする不思議な文化を持っています。

この「ダメ出し」の文化が、今の日本の素晴らしさを作ってきたのですが、

失敗やミスを恐れ、萎縮してしまうような環境も同時に作り出しています。

ですから、「ダメ出し」の代わりに、

「ヨイ出し」をたくさんしていきましょう。

その人の行動の建設的な側面を積極的に見出し、

言葉に出して伝えることです。

「ここはいつも綺麗で素晴らしいね」

と言われたら、人は嬉しくなり、よりその行動の頻度を上げようとします。

そうやって、良いと思ったことはドンドン言葉に出して伝えるように意識しましょう。

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感想

ここまで読んでくださってありがとうございます。

【アドラー心理学7つの知恵】

いかがだったでしょうか?

アドラー心理学の概念は、なかなか理解し辛い教えでもあります。

しかし、真にアドラー心理学を理解できた時、

僕たちはもっと生きやすく、幸福になることができます。

「褒めてはいけない、叱ってもいけない」

「感情は自分の目的のために作られたものである」

「自分の人生は全て自分で選択し、作り上げたもの」

など、自分の人生に対して自分が責任を負う、という意味で

厳しい教えがたくさんあります。

そうしてアドラー心理学を少しずつ理解していきながら、

僕もあなたも真に幸せへの一歩を進んでいきましょう!

ありがとうございます。

つばさ

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